2020/02/01

大学バスケ選手進路一覧

 今回は大学バスケのインカレも終了しシーズンが終わったので、そんな大学バスケを盛り上げてくれた選手たちの進路についてわかる範囲で書いていければと思います。これからの日本のバスケ界を牽引しA代表に入る力を持っている選手も多数おりますので、ご卒業後の活躍にも注目です。進路の記載をする前に関東大学バスケ1部リーグのチームをご紹介しますのでよければチェックしてください。

1,関東大学バスケ1部リーグチーム(2019)

 関東大学バスケの1部には12チームが所属しており、日本全国でも屈指の実力をもっています。毎年複数チームが2部と入れ替わりますが2部でも一部に匹敵する力を持っているチームが多数ありますので毎年1部のレベルはほとんど変わらず高いです。
① 青山学院大学
② 神奈川大学
③ 専修大学
④ 大東文化大学
⑤ 筑波大学
⑥ 東海大学
⑦ 日本体育大学
⑧ 日本大学
⑨ 白鴎大学
⑩ 法政大学
⑪ 明治大学
⑫ 早稲田大学
※アイウエオ順


2,大学バスケ選手進路一覧

毎年多数の選手がBリーグへと進んでいっています。バスケもBリーグができプロ制度が整ってきているので今後の競技力向上が期待されます。早速主な選手の進路を紹介していきます。(今年卒業や退部し次のステップに進む選手です)
※ほとんどが特別指定選手としての参加です。特別指定については後述。
・納見 悠仁選手(青山学院大学)→島根スサノオマジック
・ナナ―ダニエル弾選手(青山学院大学)→琉球ゴールデンキングス
・小酒部 泰輝選手(神奈川大学)→アルバルク東京
・盛實 海翔選手(専修大学)→サンロッカーズ渋谷
・アブフィリップ選手(専修大学)→ベルテックス静岡
・中村 浩陸選手(大東文化大学)→エヴェッサ大阪
・モッチ・ラミン選手(大東文化大学)→埼玉ブロンコス
・牧 隼人選手(筑波大学)→琉球ゴールデンキングス
・増田 啓介選手(筑波大学)→川崎ブレイブサンダース
・笹倉 怜寿選手(東海大学)→アルバルク東京
・平岩 玄選手(東海大学)→アルバルク東京
・寺嶋 良選手(東海大学)→京都ハンナリーズ
・中村 太地選手(法政大学)→京都ハンナリーズ
・磯野 寛晃選手(日本体育大学)→越谷アルファーズ
・多田 武史選手(拓殖大学)→秋田ノーザンハピネッツ
・松脇 圭志選手(日本大学)→富山グラウジーズ
・ジャワラ・ジョセフ選手(日本大学)→ファイティングイーグルス名古屋
・前田 怜緒選手(白鴎大学)→滋賀レイクスターズ
・星野 曹樹選手(白鴎大学)→アルビレックス新潟
・ラシード・ファラーズ選手(東洋大学)→千葉ジェッツ


3,特別指定選手って?

簡単にいうと、日本国籍を有しており、満22歳以下で、プロまたはアマチュア契約を結んだ選手となります。Bリーグが公表している“選手契約及び登録に関する規定“には特別指定選手について次のように明記してあります。「全日本大学バスケットボール連盟および全国高等学校体育連盟バスケットボール部所属選手ならびに、満22歳以下の選手を対象に、個人の能力に応じた環境を提供することを目的に特別指定選手として認定する」。また、その対象についても次のように明記しています。「Bクラブは、当該シーズン3月31日時点で満16歳以上(ただし中学校在学選手を除く)満22歳以下の選手を特別指定選手として認定できる。なお、当該選手については、4月1日以降当該シーズン終了までは、特別指定選手の認定を外れることはない」その他、日本国籍を有していること、Bリーグの規定する外国籍選手でないこと、1シーズンに各チーム2名まで登録が可能であることや、大学または高校のバスケ部に所属している場合はアマチュア契約のみ、所属していない場合はプロ。アマどちらでも可という規定が記載してあります。
 特別指定選手は基本的に大学や高校に属している場合はアマチュア契約となり、プレーに対する報酬は与えられることはありません。最近Bリーグデビューし3試合目には24得点をあげた福岡第一高校の河村選手も簡単にいうとただ働きです。経験を積むことが目的だとは思いますが。。。
また、BリーグでもJリーグと同様にドラフト制度は適用されておりません。Jでは契約時に提示できる金額に上限を設けていることや練習環境等がJ1のチームでは整えられていることがあり戦力の均衡は保てていると考えられます。Bリーグも同様に戦力の均衡が保たれて、強豪寡占の状態にならず毎年どこが優勝するかわからない。そんなリーグになることを願います。